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攻撃期限を何度も引き直すトランプ——延期表明で原油急落したが、ホルムズ海峡は戻っていない
トランプ大統領が「4月6日まで攻撃しない」と宣言し、原油先物は急落した。しかし、ホルムズ海峡の通航正常化を示す公的確認は出ておらず、海運・保険の実務条件も平時化していない。「延期=改善」と読むべきではない理由を、IEA・EIA・IMOのデータで解説する。 -
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表向きは否定、裏では続くメッセージ交換──米イラン停戦をめぐる言葉のねじれと、戦争の実際のコスト
「交渉している」と言うアメリカ、「それは交渉ではない」と言うイラン。どちらも一定の事実を含むこの矛盾が、2026年3月の中東情勢の核心にある。パキスタンが初めて認めた仲介の実態、弾薬在庫の逼迫、そして戦争と外交が同時進行する現実をわかりやすく解説する。 -
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「したたかな外交」の実像——高市・トランプ首脳会談で日本が約束しなかったこと
高市首相とトランプ大統領の首脳会談。日本は何を「約束せずに済ませたか」——ホルムズ海峡危機、経済安保の合意、脇に追いやられた対中政策まで、会談の実像を読み解く。 -
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空港の行列をICEで埋める米政権——TSA人手不足が移民政治に変わる日
アメリカの空港でTSA職員の人手不足が深刻化する中、トランプ政権はICE(移民税関捜査局)の職員を投入した。行列対策のはずが、利用者には不安が広がる。TSAとICEの違いから、この問題の本質を読み解く。 -
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WTI14%急落でも危機は終わっていない——市場が「戦争プレミアム」を剥がした一日に何が起きたのか
2026年3月23日、WTI原油先物が一時14%急落した。しかしこれは供給回復のサインではない。トランプ大統領の「攻撃延期」発言で市場の「戦争プレミアム」が剥がれただけで、ホルムズ海峡の物理的な供給制約は解消していない。先物市場と現実のズレを読み解く。 -
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北京のガソリン197円でも本当の痛みは工場にある——中国式価格統制が「誰かに」しわ寄せする構図
イラン情勢による原油高で、中国は3月24日からガソリン基準価格を13%超引き上げ。北京では1リットル約197円に。政府は値上げ幅を半分に抑えたが、その代わり石化・素材工場には先にコスト上昇が直撃している実態を読み解く。 -
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米国の視線がイランへ向く中でゼレンスキーが急ぐ「交渉のつなぎ止め」——ウクライナが恐れること
米国の関心がイラン情勢に向く中、ゼレンスキー大統領が対米協議の継続を強調。焦点は「安全の保証」と武器供給ルートの維持。さらにロシアがイランに諜報情報を提供しているとも主張し、二つの戦争がつながっていると訴えた。 -
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トランプ氏「核合意に近づいた」イランは否定——食い違う発言の裏で何が起きているのか
トランプ大統領が「イランと核合意に近づいた」と主張する一方、イラン側は協議の存在を公式に否定。正式合意はまだなく、原油価格は急落、株価は急騰した。食い違う発言の裏で何が起きているのかを整理する。 -
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ラガーディア空港の衝突事故——滑走路上の「地上事故」はなぜ操縦士2人死亡の重大航空事故になったのか
ニューヨークのラガーディア空港で旅客機と消防車両が滑走路上で衝突し、操縦士2人が死亡した。「地上事故」に見えるこの事故が、なぜ重大航空事故になるのか。滑走路の仕組みとNTSBの調査視点からわかりやすく解説する。 -
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北朝鮮が突きつけた条件——日朝首脳会談は「議題」で入口から対立している
高市首相が金正恩氏との会談に意欲を示した直後、キム・ヨジョン氏が否定的な反応を示した。ただし「会わない」と言い切ったわけではない。日朝双方の条件が正反対である、その構図を読み解く。
