2025年6月6日米国市場動向(ダウ平均株価、S&P500、ナスダック総合指数、米国国債10年物利回りなど)

2025年6月6日の米国市場は、労働市場の底堅さを示す5月の雇用統計の発表を受け、景気減速への懸念が後退したことから主要株価指数が軒並み反発しました。ダウ平均株価は3日ぶりに443ドル超の大幅高となり、S&P500は約3カ月半ぶりに6,000台を回復。ナスダックも2月以来の高値水準で終え、テクノロジー株を中心に買いが活発化しました。背景には、労働者数の増加や平均時給の伸びが市場予想を上回ったことが安心感を与えたほか、米中貿易協議の進展期待も投資心理を支えました。一方、債券市場では雇用統計を好感した売りが優勢となり、10年物国債利回りは4.51%へ上昇。為替市場ではリスクオンの動きから円安ドル高が進行し、1ドル=144円台後半で推移しました。総じて、労働市場の堅調さを材料に市場全体が一段の安心感を取り戻し、幅広い資産が買われる展開となりました。

【ダウ平均株価】

6日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発し、前日比443ドル13セント(1.04%)高の42,762ドル87セントで終了しました。5月の米雇用統計が労働市場の底堅さを示し、雇用悪化に対する過度な懸念が後退したことが主な買い材料となりました。主要構成銘柄では、セールスフォース、アマゾン・ドット・コム、アップル、シェブロン、メルク、ゴールドマン・サックスが上昇した一方、ホーム・デポとマクドナルドは下落しました。テスラ株も前日に14%あまり下落した反動で反発しています。


【S&P500】

S&P500種株価指数は前日比61.06ポイント(1.02%)高の6,000.36で、約3カ月半ぶりに6,000台を回復しました。労働市場の好調さが安心感をもたらし、米中貿易協議の進展期待も相場を支えました。


【ナスダック総合指数】

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は前日比231.505ポイント(1.19%)高の19,529.953で終え、2月20日以来の高値をつけました。アルファベット、メタプラットフォームズ、パランティア・テクノロジーズが上昇しました。一方、半導体大手ブロードコムは四半期決算発表後に下落しています。


【米国債10年物利回り】

ニューヨーク債券市場では長期債相場が大幅続落し、10年物国債利回りは前日比0.12%上昇して4.51%で終了しました。5月の雇用統計で雇用者数の伸びが予想を上回ったことを受け、景気減速懸念が和らいだほか、FRBの利下げ慎重姿勢が米国債売りを誘発しました。


【NY円相場】

ニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比1円25銭の円安・ドル高となり、1ドル=144円80〜90銭で取引を終えました。米雇用統計の好調を受けて労働市場減速懸念が後退し、投資家がリスク志向を強めたことから低リスク資産とされる円が売られました。FRBの政策金利据え置き観測も円安の要因となっています。

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CFP®/Level 1 Financial Planning Technician
Certified by the Japan Securities Analysts Association
・Primary Private Banker
・Asset Formation Consultant
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・NISA Trading Advisor

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